母のひとり言

長女の妊娠中は男性4人の食事係でした

私は15歳の時に、子宮の病気が発覚し、医師に自然妊娠は不可能ですと告げられたことがあります。
その当時は、もちろん結婚も考える年齢でもなかったし、ましてや子どもなんて・・・。
ただ、子どもは好きだったのでその言葉は、私のとってとても辛い言葉でもありました。

そんな状態で、まさかの自然妊娠!!!
いつも通り半年間生理がこなかったので、婦人科にいくと
妊娠してますわって。
え?え?それはない!生理も半年きてないし、子宮の病気で自然妊娠は不可能だと色んな医者に言われたことがあると伝えると、
胎胞もまだ見えないのでなんとも言えませんが、妊娠しているのは間違いない。
そんなに疑うなら、大きい病院で検査してみてくださいと言われ、すぐにそのまま大きい病院へ。

結果は陽性。妊娠確定。

もともと一緒に暮らしていたのですが、ちょうど仙台から長野県へ引っ越し(しかも節約で引っ越し業者頼まず)のタイミング。
吐きつわりが強く、何度も吐きながら引っ越ししたのは今でも覚えてる。

長野に引っ越ししてからは、知り合いもいない土地で、自分の車もないのでどこにも行けず、元夫の帰りを待つ日々。
ただ、吐きつわりが酷く、食べ物も食べれない、飲み物もほぼ飲めない状態だったので、でかけるなんて無理でしたが・・・。

元夫はプロスノーボーダーなので、秋頃から忙しくなり家をあけることが多くなります。
シーズン前には、全国をまわるDVD上映会などが開かれるので、それに顔をだします。
12月ごろ、雪が積もり滑れる状態になると、1か月間は体づくりの滑り込みが始まります。

1月、体づくり後は本格的に撮影がスタートします。
今までは海外での撮影、北海道、東北が多かったですが、長女を妊娠中は長野に引っ越したのもあり、長野メインの撮影をしていました。

そのため、引っ越した賃貸一軒家に、カメラマン、その他プロスノーボーダー2人が2か月半ほど泊まることになったのです。
初めましての人たちではないですが、正直不思議よね?
撮影のために数日間とかならまだしも、、、

しかも私は妊婦なのに、毎日元夫のお友達3人(成人男性)の夕食を作り続けました。
さらに、食費や光熱費など一切もらってなかったので、さすがに1か月過ぎる前に元夫に相談し、
1日千円は頂くことにしました。

それでも、赤字だけどね!!!!
スポーツ選手たちばかりで食費はかさむし、冬場の灯油台なんてすごかった!
もちろん水道代も。
食事の片付けもすべて私一人。
まぁね、撮影って過酷だからね、仕方ないんだろうけども。

でもそんなの言えない・・・。
そもそも仕事できてるんだから、元夫がしっかりとルールを決めるべきなんだと思う。

今日はイタリアンにしょうと思って、カンパーニュを作ろうと捏ねていました。
次の日は、検診日。

エコーと内診もある日で、台に乗ると、医師が急に焦りだして
動かないで!すぐ救急搬送!と。
台に乗ったまま何が何だか分からない状態で、いきなり担架に乗せられ救急車で赤十字病院へ運ばれてしまいました・・・。

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