母のひとり言

救急搬送されました

長女妊娠中、普通に検診を受けてると救急搬送されました。

先生の「もう頭がみえてる!動かないで!」の一言しか聞けないまま、
担架に乗せられ、赤十字病院へそのまま搬送。

元夫はその時一緒に来ていたので、自家用車で日赤へ向かってくださいと言われたそうです。

病院について通されたのは、分娩室。
え?どういうこと??
私今から、産むの??????
看護師さん達がバタバタ動き回って、声すらかけてもらえない。
私も初めてのことばかりで、恐怖が勝ってしまい声が出ず。

カーテン1枚で仕切られた隣では、今まさに出産中の方の叫び声が!!!
もう恐怖でしかなかった。

血だらけのタオル?のようなものを抱えて私を横切っていく看護師さん。

何分待ってたかわからない。
ただ怖くて怖くて、どうか赤ちゃん出てこないでと祈るばかり。
その時24週目に突入したばかりでした。
そして忘れもしないバレンタインだった🍫

ようやく隣のお産が無事に終わったみたいで、その流れでそのまま先生登場。
めっちゃイケメン先生が、優しく「怖かったね、今から診るね」と。
なんだかそれだけで涙がでてきた。
誰かに声かけてもらえるってこんなに安心するんだと。

8年経った今この時も今でも忘れないけど、なんで看護師さん声すらかけてくれへんかったん?
どんな状況に自分かおかれているか分からない中での放置って、想像以上に恐怖。
医療的な立場で現状伝えることができなかったとしても、もう少しまってね、とか一言でも声かけてほしかった。
たった一言で、違ってたのになってのは未だに思う。

先生か来てからは、バルーンして、張り止め点滴(ウテメリン)スタート。
張り止めの副作用の説明を受けながらの点滴開始でした。

色んな処置が終わり、病棟へ。
ようやく元夫と会えたけど、説明してもあんまり理解してなかった。
そりゃそうよねー。。。
とりあえず、入院の準備物をリストアップして持ってきてもらうことに。

こんな時、至って冷静に考えれるのは今も同じだなー。
多分いい意味で、私が指示しないと元夫はどうしていいか分からないし、自分で考え動ける人じゃないので
テキパキと分かりやすくして欲しい事を伝える。

一人になって、どうしてこんなことになってしまったのか。
何がいけなかったのか。
パン捏ねたのが力みすぎたのかな。とか。
見つからない答えをずーっと病室の天井を見ながら考えていました。

一気に不安が襲ってきて、涙が止まらなかった。
大部屋だったので、周りに迷惑かけないように声を押し殺して泣き続けたな~。

実家が県外で長野に引っ越したばかりだったので、友達が本当にいなくて。
誰に頼ることもできなかった。
元夫は、プロスノーボーダーで2月はまだまだシーズン真っ只中。
疲れているなか、1時間かけて病院へパジャマなど届けに1週間に2、3回ぐらいは頑張ってきてくれてました。

たださ、、、2月って、個人事業主だと分かると思うんだけどさ。。。
確定申告が待ち受けているのさーーーーー!!!

元夫の確定申告は、結婚前から私がしてたの。
もちろん元夫は手伝ったことすらない。

今回は入院も長引きそうだから、税理士さんにお願いしようか?と聞くと、まさかの答え!!

病院にパソコンと全部書類持ってくるよ!って。

え・・・?私がするの・・・?
私、赤ちゃんの頭がもう出てきてて、トイレも行ったらあかん状態やのに?

開いた口が塞がらないとはこの事だわ。
この時のことはまた別の記事で書きたいと思います。

身動きとれない時の入院であって助かったものは、除菌シート。
ベッド上から動けないので、手も洗えないし、食事で使うお箸は持参なので使ったものも洗えない。
だから拭くしかなかった。
私は使わなかったけど、歯磨きシートとかもあったらよかったなって思います。

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