家族の健康と病気

入院前の担当医からの説明

電話説明の内容を簡単にメモ。
前回の入院の時は、膵臓の尾部の主膵管に1.3㎜程の癌が見つかり、今の所転移がないので外科的手術で取り除く。
だけのはずだったのですが、、、
MRIで肋骨周辺がしっかり撮影できておらす、転移の疑いあり。
PET検査をしてみないとなんとも言えないが、転移があると、外科的手術は不可能になり、抗がん剤治療になる。
抗がん剤治療をする為には、再度、内視鏡をし腫瘍に針を刺しで採取する必要があるから、それを、入院翌日にする。
針を刺したら、他の臓器にも腫瘍が飛び散る可能性が高いが、既に転移してるので危なくても刺しますとの事でした。
この時点で余命3か月、抗がん剤しても半分苦しんで6か月。
手術で取り除けると思ってたのに、こんな事になるなんて・・・
言葉か出ませんでした。

前回の続きになりますが、担当医からの電話を切った後に色々モヤモヤが募り、
言いたいことが言えずで不安な休日を迎えてしまいました。

なにより不安になったのが、入院日の説明時に、父がいる場で担当医から生きる希望を失うような言葉が出たらどうしようでした。
あの担当医なら言いかねない。
電話で話ししてそう感じたので、病院は休日でしたが、伝言だけでも残せないかと思い病院へ電話しました。

案の定、休館なので伝えれないの一点張り。
いや、今すぐ先生に伝えてほしいのではなく、月曜日の朝一の入院説明受けるのでそれまでに先生に伝わるようにカルテにメモ残すなり、
入院病棟5階なのでそこの看護師さんに伝えてほしいとお願いしました。
それでも、できません!と。
月曜日、病院へ電話してと言われ、朝一に病院なのに意味ない事を伝えても考慮してもらえず。
病院が新しくできてまだ1年ほどなので、体制が整ってないのもあるけど、そもそも医師や看護師としてどうなの?
という対応ばかりで不満が募っていくばかりでした。

結局、担当医と話することもなく、入院当日を迎えました。
ただ不安感がすごかったので、病院にいるのに病院に父に隠れて電話して、
余命に関しては、父に絶対に伝えないでほしいとお願いしました。

私が車で父を送り、一緒に病棟まで行きました。
病棟前の控室で看護師から説明があり、一旦父は病室へ。
その後、少し広い会議室みたいな部屋に通されると、担当医がおりました。

この時が初めての対面です。
印象は、とにかく若い!とい感じ。
現に研修医?ってぐらい若かったし、年齢も私より若かったです。
なので、本当に医者になりたてほやほや。
別に若いからダメだとも思わないけど、その先生の話の端々に
”私の経験上では・・・”という言葉をよく使われていて、正直あなたの経験ってどれだけあるの?
って、思いました。

医者の知識やセンスは、年齢は関係ないと思うけど、経験は積み重ねてきてこそ得られるものなのに。

私がどんな状況でも諦めずに頑張りたいと伝えても、
私の経験上、この状態で助かった人はいない。ばかり。

もちろん父の状態は非常に厳しいものがあるのは、家族みんな理解しています。
でも今の父は、痛みが強いけど自分の足で歩き、話もでき、頑張ろうと意思もある。
そんな父に、何したって無駄だよ、時間の問題だよと言われてるようでした。

家族一丸となり、何かできないかを調べた時に、まず水素吸入が良いと。
私はどんな事でも即行動を心掛けているので、水素の機械を徹底的に調べました。
まず最初に購入したのは、SNSでガンサバイバーの方がよく紹介されているNEW JOYプレミアムでした。

なぜこれにしたかというと、この時の父は自分で歩行可能だったので、持ち運びしやすく、水素水も作れ、水素吸入も可能なものが必須条件でした。
ただこれを購入して水素吸入を進めても、当時の父はあまり乗り気ではありませんでした。

というのも、担当医が水素なんて宗教的なものにすぎない。
医学的根拠はない。とバッサリ。

ただ最近は水素の論文も多数でてきて、水素を進める病院や医師も存在します。

水素吸入をたったの1回しかできず、薬の服用時に水素水で飲むぐらいしか入院前はできませんでした。

そして、家でできる事なんて限られてはいるけど、水素、重曹やクエン酸、塩、ヨモギなど体に良いとされているものは
父の負担のないようにとりいれていきたいと医師に話しました。

担当医はそれら全てにおいて、宗教的だと。
なんの医学的根拠もないから。
クエン酸なんてたかがビタミンでしょ?じゃぁ、別にビタミン剤でもいいわけでしょ?と。

ただ私から言わすと、副作用もないものなのに、なぜそこまで言われないといけないのか。
とにかく否定ばかり言われるので、言い返そうかと思ってた矢先、
同席していた看護師さんが、
”でも先生、お父様が負担にならない程度だったら、してもかまいませんよね?
それをすることで頑張ろうと気持ちが出たりするのなら良いですね?”と。

担当医は、まぁお好きに・・・と煮え切らない返答でした。

何より担当医の話し方に、人間味がない。
医師なのに、なんとしてでも助けたいという気持ちが伝わってこない。
この時点で既に諦めている。

もちろん担当医として真実は家族へ伝えないといけない。
ただ担当医として、父の生きる気力を奪ってほしくない。
父には最後まで、生きたいという気持ちを捨てて欲しくない。
その為には、絶対的な力を持つ担当医の言葉は一つ一つ、力がある。
だからこそ、言葉描けには気を付けて欲しいと、強く伝えました。

前回にも書きましたが、担当医は家族の許可なく、
父に余命3か月と簡単に言ってしまった経緯があります。
今後は余命などは一切言葉にせずに、ただ父も自分が今の状態が分からないと検査や治療も不安なので、
言葉選びに気を付けながらおこなっていくと約束して頂きました。

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